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小倉で生活しながら路上探索、人間観察、買い物をする。昔好きの人。

【独語】計画が間違っている

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ヘア・カットをした。
2~3か月に一度、毎度毎度のことだが美容院へ行こうというきもちは、ほんとうにある日突然わいてくる。

美容院へ行こうと思う理由は髪を切りたくなったからで、
髪を切りたくなるのは昼夜問わず突然なのである。
真夜中に耐えきれずにセルフ・カットを施行して、
後悔したことだって数えきれない。



行きたいときに行きつけの美容院の予約がとれず、
馴染みのない店に飛び込んで
信じられないくらい似合わないスタイルにされたこともある。

いちど髪を切りたくなると
それほどに、今の髪型で過ごすことがいやになってしまうのだ。


だが、突然に髪を切りたくなり、その日の仕事あがりにすんなりと予約がとれ、美容院の椅子に座り、鏡に映った自分を見ると




あれ、なんかこの髪型けっこういい感じじゃ?
切らなくてもしばらくは大丈夫なんじゃ?

というきもちになってしまう。
ふつふつと。
ほぼ毎回そういうきもちになってしまうのである。


このことについて考えてみた。



美容院にはいるそのほんとうに直前までは髪を切りたくて仕方がないのである。

しかし、椅子に座り、鏡に映った自分を見ると、いまの髪型がすごくよく見える。





これは







鏡だ。

美容院の鏡だ。







こういうこともある。
腹を括ってカットしてもらって、
終了後、鏡に映った新しい髪型を見ると
とても素敵だ。



それが帰宅するとどうだろうか。
ヘンである。

似合わない。
美容院の鏡で見た素敵な髪型の自分は、自宅の鏡の中にはいないのである。
なぜだっ。
アンタだれだっ。
ぼくの地球をどうするつもりだっ。



鏡だ。
美容院の鏡だ。










※このブログは筆者の思考を徒然なるままに綴ったまでの完全なるフィクションです。実在の美容院の鏡とはいっさい関係がありません。